【技術習得7つのコツ】

世の中で天才、達人と呼ばれる凄い人とそうでない人とはなにが違うのでしょうか?

私は天才、達人などと呼ばれている人はそうなるためのコツを知っていたのか、無意識に行っていたのだと思います。

私は長年、講習会で講師として活動してきました。毎回、直ぐに覚えてしまう人となかなか覚えられない人、全く覚えられない人にわかれてしまいます。

私が教える衣類のリペア技術は一日でその日の技術を全て覚えて帰られる人は過去に一人もいませんでした。

数回通われて身につけられた人が1割くらいだと思います。でもその1割位の人達には共通点がありました。

やる気満々!集中力がある!素直!努力家!

しかし、これだけではない、何か特別なノウハウがあるのではと思っていました。

ある時、私がリスペクトしているコンサルタントの社長から技術習得3つのコツを教えてもらいました。なるほど~と、思いました。

そして私があと4つ加えて技術習得7つのコツをこの度マニュアル化しました。

これは有料にしたいくらい凄いノウハウです!しかし、私も無料で教えて頂きましたから、日本経済活性化、人類幸福実現のために無料で公開致します!

正座して読んで下さい(笑)

その1、予習をする!

あらかじめそのテーマに関する情報を集めたり、聞いたりする。今ではネット検索で簡単にできますね!それをする事により意識のベクトルは一気にその覚えたいテーマに集中する事になります。また関連する情報を知っているといきなり親近感が高まり、判断基準になったりもの凄い効果を発揮します。例えば旅行に行くとき観光ガイドブックなど読んでから行くと全く旅行の楽しさや体験の濃さが変わる事は体験されていませんか?ほんの少しでも予習をしてから受講すると全く違った学習効果を得られます。

その2、感情を入れて話を聞く!

聞き慣れない話を聞くのは退屈でしょう。ボーっと聞いていた話は直ぐに忘れてしまうか覚えていないこともありますよね。

しかし、それは凄い!嫌だな~、そうなんだ~など感情が入った事は忘れないという法則があります。例えば一週間前のお昼ご飯はなんでしたか?と、聞かれて覚えている人はいないでしょう。しかし、一週間前のお昼ご飯を大好きな異性と一緒にしていたらその食事は鮮明に覚えていると思います。

感情が入っている事は忘れない!

と、いうことは講師の話を意識的になるほど~、そうか~、凄いな~などと頷きながら感情を入れて聞いて下さい。かなり忘れなくなります。

その3、体験してしまう!

百聞は一見にしかず!百見は一経験にしかず!体験したことは忘れない。これは例をあげなくてもおわかりですよね。でも大勢の参加者の中で体験する事は難しいし、時間もない!「自分がやっているように見る!」 自分が講師になりきり、いかにも体験しているように見ることができるかだと思います。

と、いうことは講師の前で座って見るのか、講師の後で立って見るのか、どちらが体験しているように見れるかおわかりでしょう。いかにも体験して見れるか否かは習得できるか否かになるほど重要なポイントだと思います。

その4、人に伝える!

よい話を聞いたり見たりしても時間と共に忘れてしまいますよね。しかし、それを人に「こんな講習会に行ってきたよ!セーターの穴かがりの方法はね~◯◇△☆▽□」などと見てきた事を直ぐに一生懸命、思い出しながら人に話すとその内容はいきなり忘れなくなります。これは直ぐに体験してみたら体感レベルで自分のものになる感じがするはずです。「人に教えると自分が一番よく覚える」という話もよく聞きますよね。学んだ事は直ぐに人に伝える!これを意識的に行うことが重要です。

その5、復習する!

当たり前だと思いますがこれを怠るのと実行するのでは天地の下がでます。

しかもできるだけ早く、できれば翌日までには!3日以降では効果は半減以下になります。

鮮明に意識や体に残っている時に直ぐにリピートしてみることです。わからなくなったら直ぐに講師に連絡をとってもよいと思います。御礼の挨拶をかねてわからなくなったところを質問するなら好意的に対応して下さると思います。私ならそうします。しかし、かなり経ってからトンチンカンな質問される事もありますが、答える気力もなくなります。もうダメだと思うからです。

講師は質問の内容でその人の習得度がわかります。またリスペクトがなければアフターフォローする気にもなれないでしょう。

質問するなら一日でも早くリスペクトを込めて!鉄則です。

しかし、復習もしないで習得するのはありえない事ですね。

直ぐに復習して身につける!事が大事だと思います。

その6、やる気のある仲間と繋がる!

やる気はいつまでも持続しないですよね。はじめて間もなく失敗やクレームなどあったら一気にモチベーションはダウンします。そんな時、やる気のある仲間と繋がっていたら立ち直る事ができます。自分の失敗談も聞いてもらい、仲間の体験談を聞くこともできます。今ではSNSがあるから本当によいと思います。私も必ず参加者にFacebookを勧めて私や仲間と繋がって頂くご案内をしています。参加しなかった人で成功した人はおそらくいないと思います。参加する、しないは運命の別れ道だと思います。

その7、仕事を集めてしまう!

お正月に決意したことも春には忘れてしまいますよね。決意ほどあてにならないものはないと思います。

しかし、実際にお客様からどんどん依頼されてしまう環境を作ってしまったらどおでしょうか?モチベーションを維持するとか復習するとか関係なく「やるしかない!」状態になります。失敗してめげている間もなく成功するしか道はなくなります。これが究極の成功ノウハウだと思います。

いかがでしたか?正座して足が痺れてしまいましたか?(笑)

これから何を学ぶにしてもこの7つのコツを実践してみて下さい。

貴方はきっと天才、達人になります!

えっ(;゜O゜)やったけどならなかった!

はい!残念です。技術には才能、器用さ、センスという要素も多分にあるからです。

しかし、ご安心下さい。

技術がダメだったらその技術は人に任せて売る人(セールス、営業、経営)になって売る技術をこの7つの法則で身につけたらよいのです。

私は誰しも何かの天才、達人になれるはず!

と、思っています。

しかし、その何かこそが大事!

これを選択する事がなにより大事だと思います。人生は一回!限られた時間をいかに上手く有効利用できるか!

これからの世の中に役立ち、収入になり、リスペクトされ、楽しくやり甲斐のある技術を身につけたら幸せになりますよね。

最後に営業です!(笑)

私はその優良選択肢の一つが「リフォーマー」だと思って活動しています。

衣類そしてこれから靴、鞄まで通信でも技術を習得して頂けるようにしていきたいと思います。

受講される皆様はこの度の技術習得7つのコツを理解、実践して下さい。

必ず成功して頂けると思います。

私も教えるための技術をこの7つのコツでスキルアップしていきたいと思います。

ご一緒にがんばりましょう?

業界新聞で連載しています!

と、いってもリフォーム業界には組合もなければ業界新聞もありません。

クリーニング業界新聞です。

クリーニング業界には数社から業界新聞が発行されていて多くのクリーニング業者が情報収集やモチベーションアップのために購読されています。

業界に業界新聞がなかったから

リフォーム業界は横の繋がりも、情報もモチベーションもスキルアップも途絶えてしまいました。

業界新聞の役割は実はものすごく大きいと私は実感しています。

かなり以前から紙面での連載、広告もさせて頂いています。連載の本も出版して頂きました。

現在ではなんとウェブ版で連載させて頂いています。

ちなみに今回は【新・リペア革命】

凄いイノベーションがありました。

もし業界新聞がなかったら?

こんなイノベーションも業界に伝えていく事は困難だったでしょう。

業界新聞が元気な業界は必ず伸びています!

業界新聞が衰退してなくなっている業界は必ず斜陽産業になります。

どの業界も情報が命ですから!

レッツアカデミーは最新の情報もどんどん提供し、組織力も享受できる勉強グループです!ぜひ受講して頂きたいと思います。

業界新聞ウェブ版【宝の山を掘り起こそう】
レッツリフォーム高柳光生

【洋服リフォーム業界と働き方改革】

「働き方改革」

社会的課題ですね!

特に経営者にとっては従来の考え方や小手先の方法では乗り越えられない大問題だと思います。

働き方改革の内容については周知のことなので省きますがこれを達成するには

「一人当たりの生産性の向上を達成する以外に実現できない」

と、思います。各業種、様々な対策をされているでしょう。

洋服リフォームでは!          量産化ができない、一人が一点抱えて完成させる。だから一人当たりの生産性がはっきりとわかります。

もし、それが一人当たり3000円を切ってしまうようではとても働き方改革などできないでしょう。

しかし、洋服リフォーム業界ではこのハードルはかなり高いです。

「料金を上げれば生産性は上がる!」

当たり前ですがこれを行えは必ず客数は減ります。衣類がこれだけ低料金で販売されているのに高料金化を目指していくのはあまりにもリスクが高すぎる。でも少しづつ社会のご理解を頂き上げさせて頂かなくてはならないと思います。

もう一つの方法は「作業を早くできるようにする!」

しかし、作業を早くする努力にはもちろん限界があり、高年齢に応じて遅くなってきてしまいます。機械はミシン!一例ですがもし裾を手でまつるなどしていたら絶対に会社として利益を出せるサービスにはならないでしょう。

作業生産性の向上これをあまりにも意識して行うと品質を落としてしまうことにもなりかねません。

仕事のクオリティを落とさず、生産性の向上を謀るには「仕事の方法をかえる!」しかないと思います。

その為にこのレッツリフォームアカデミーを作りました。洋服リフォーム業界は必ずこの問題で淘汰されます!

洋服リフォームサービスはこれからの時代にますます必要とされています!

「働き方改革」に対応しこれからの社会でも生き残り、若い世代に繋いでいくためにも

洋服リフォーム関係者の皆様にはレッツリフォームアカデミーにご参加(受講)して頂きたいと思います。

「働き方改革」は社員だけのものではなく経営者のためのものにしなければ会社は存続できず本末転倒になる可能性も高い政策だと思います。

経営者の皆様、お互いがんばりましょう?

【これからの時代にどのようなリフォーマーになればよいか?
限られた時間の中で、どおしたら成功して豊かになれるのか?】

いつも考えています。
日本一考えていると思います(笑)
私が一番失敗してきたから、もう同じ過ちはできない!
させてはいけない!
と、このアカデミーを作りました。

「潜在需要、顕在需要があって儲けられる技術」

を身につけていかないと本当に人生台なしになりますから。             オーバーかも知れませんが社会からあまり必要とされない、あまり稼げない技術を習得するのに時間とお金をかけすぎたら、そしてそれを一生仕事にしてしまったら?
本当に多くの職人をみてきました。そして自分も苦しく辛い体験してきました!

アカデミーを主宰した私は責任重大だと思っています。

だからアカデミーの方向性を誤ってはいけないと思っています。

社会、アパレル産業をしっかり見ていなかったリフォーム業界はほぼ壊滅状態です。  あと5~10年でさらに半分以下になります。
最早、業界とはいえなくなるでしょう。
その時、新たに活躍すべき人材を育てる為のアカデミーです!
私は絶対に社会、アパレル産業の動向を見逃さないようにします。
皆さんもよく見ていて下さい。やるべき事が分かってくると思います。
とにかく毎日作業だけで終わらず必ず毎日勉強して成長した自分でいましょう。
がんばりましょう?

▷▷▷アパレル産業の変革

【受講生(同志)募集中】        真剣にお仕事としてお考えの方、お問い合わせ下さい。


【洋服リフォーム業の内容とアカデミーの意義(修理のメニュー化)】

洋服リフォーム業は大きく別けると「寸法直し」「修理」に分かれます。

「寸法直し」は丈つめ、ウエスト直し、袖丈つめ、巾つめなどで、仕立て、洋裁の技術をベースに行う技術です。しっかりとしたセオリーとマニュアルがありそこから外れたらいけない型にはまった技術です。

「修理」は仕立て、洋裁の教科書には載っていません。修理はあまりにも様々な事例があり型にはめられない、職人各々が経験的に思い浮かんだ方法で適当に行っている技術です。

洋服リフォーム業界では寸法直しをメインとしています。修理を積極的にメニュー化しないのは上記のサービスの特性上の理由からです。

寸法直しは安定したサービスを提供できますが修理にはそれができないのです。

レッツリフォームはその「修理」をできる限りマニュアル化してサービスメニュー化しました。 

新しく購入するよりずっと安くお直しできる!安くてもこれなら「また着られる」とお客様に喜んでもらえるサービスを提供する!

【衣類の低料金リペアサービス】

「その為の知識と技術を身につけるのがレッツリフォームアカデミーリフォーマー養成講座です。」

衣類の大量生産消費廃棄により環境破壊、人権問題も深刻です。

社会に大勢の衣類のリフォーマーが必要です。リフォーマーが活躍していかなければ世界人類が危うい状態です。

リフォーマーが人類の救世主!大袈裟ですが

そのつもりでこの講座を主宰させて頂いております。

レッツリフォームアカデミーリフォーマー養成講座、受講生募集中!!」同志求む!

【クリーニング業界のこれから!(中編)】

▷▷▷前編より

我が社のホールセール事業は衣類の修理品がジワジワ増えてきました。

加えて当社が開発した低料金靴鞄リペアメンテナンスサービスも好評でジワジワ増えてきました。

しかし従来の絨毯や布団、革製品、着物などは逆にジワジワ減ってきました。

そしてクリーニング業界の年間売上は2010年には5000億円を切ってしまいました。

原因は様々あると思いますが、最大要因はアパレル業界が家庭洗濯できる衣類の製造にシフトしてきたからだと思います。

そこにはクリーニング代を節約したいという消費者ニーズを先取りした商品開発があったのだと思います。。

そして昭和時代は講習会や催事、旅行でさえスーツを着た正装が主でした。

ところが平成になりカジュアル化がどんどん進んで旅行はもちろん催事や講習会でもスーツを着ることが少なくなりました。

私のクリーニング屋さん対象の講習会でさえスーツを着て参加される人は2割位でしょう。(主催団体や会にもよりますが)

スーツでさえ家庭で洗えるものがでてきて衣類の大半が家庭で洗えるようになり、カジュアル化でノーアイロンでシワがあっても関係ない衣類が大半になり、

クリーニング需要が落ち込まないはずがない状況になってきました。

それに呼応して私の「新リフォーム講習会」そして「靴鞄メンテナンス講習会」の依頼もどんどん増えてきました。

その頃から私はクリーニング業界のトータルファッションメンテナンスを提唱し、全国各地で講習会をさせて頂くことになってきました。

しかし!

参加される人達は業界の1~2%位、参加されて実行しメニュー化される人は2~3割という感じでした。

これだけ社会が変わってきたのに危機感を感じない、感じていても行動しない人達がほとんどでした。

年々下がり続ける需要に対応して新しいことにチャレンジしようともせず、平々凡々といられる人達はきっと資産家なのだろう。

と、思っていましたがそうでもなく、きりつめればなんとかまだまだやっていける!

本業そして染み抜きを究めて努力していけばなんとかなる!と、思っている人達がほとんどだと思いました。

私があまりに強く勧めたり、危機感を煽ったりすると逆に怒られてしまう事もよくありました。

昔、テーラーに拘る祖父とリフォームをやろうとする父のあの時の思い出が蘇りました。

ここが下げ止まりかと思いきやクリーニング需要はさらに下がることになるのです。

▷▷▷後編に続く

【クリーニング業界のこれから!(前編)】

私が地元のクリーニング業界と取引をはじめたのは20年位前、ホールセールの代理店を引き受けた頃からです。それは一般のクリーニング屋さんでできない絨毯や布団、革製品や着物などを専門工場へ送るための中間業です。

ついでにお直しリフォームの仕事を請け負うつもりでこの仕事を弟に任せて行う事になりました。

当時の業界売上は年間7500億円くらいでした。リフォーム業界は正確にはわからないのですが2000億円程度だったと思います。

だから活気のあるクリーニング業界が羨ましく思えました。

当時はたくさんホールセール品が集まりました。予想外だったのはお直し品が寸法直しより、明らかにほつれや破れなどの修理品が多かった事です。

ちょうどその時、我が社は修理のノウハウを研究しメニュー化した頃でした。

当時は高額だったキズや穴破れなどの修理をイージーリペアとして「500円~」

ファスナー修理を「800円~」

として、ヒットメニューにしていました。

これをそのままクリーニング屋さんからくる修理品に「多少あとは残りますが、低料金で直ります!」と、お客様にお伝えして頂き、宣伝していくとどんどん修理品が集まるようになってきました。

クリーニング業界は「消耗品を洗っている!買うよりずっと安ければ直す人達はたくさんいる!」

まさに宝の山を掘りあてた気分でした。

しかし、自分一人ではさばききれない、我が社の他の職人はこのような仕事はやった事がなくあまりやりたがらない、そのかわり難しい高度な仕事をやって手がいっぱいでした。

実はこのお直し方法は洋裁の技術とは異なり、特殊な材料とその技術ノウハウを学べばできる人はたくさんいると感じていました。

それからです。材料をセット化し、技術をノウハウ化し、業界新聞に取り上げられたら協賛商社様もでてきて下さり、

「新リフォーム講習会」として講習依頼が毎月数回入ってくるようになりました。

これからクリーニング業界とともに成功していける!と、思っていました。

しかし裏腹にクリーニング業界の繁栄はこの頃からジワジワ下がりはじめていたのです。

ホールセールの事業も…

本業の洋服リフォームも………

▷▷▷中編に続く

【洋服リフォーム業界の未来は?】

ファストファッションが全盛期となり、時代カジュアル文化、大量生産販売廃棄社会の最中!

ものを大切にしよう!エコ志向、節約志向も少しづつ高まりつつあります。

衣類は太った痩せたで寸法直しが必要となります。

また消耗品であるゆえ、傷んだり、キズや穴、ほつれが生じます。

直すか、捨てるか(リサイクルに出すか)

二つに一つ選択する事になります。

消耗、寿命がきていないのなら愛着している衣類くらいは直してまた着て頂きたいと思います。レッツリフォームはその為、さまざまな事を考え、活動しています。

「未来は?」「私達で作るものだから」

問題となる人材育成はこの「レッツリフォームアカデミー、リフォーマー養成講座」で行っていきます。

最初にご提案したい業界は低迷が続くクリーニング業界です。次回は▷▷▷クリーニング業界の現状とこれからを書かせて頂きます。

たくさんの衣類が集まるクリーニング業界でリーズナブルで利便性のよいお直しサービスができたら、ほつれなども直してきれいにして「また着られる!」サービスができます。

またアパレル業界、もちろんリフォーム業界、洋裁手芸業界、または手に職をつけたいと思われている人達、たくさんの人達にリフォーマーになって頂き、そしてこのサービスがどんどん認知されプロモーションされて、社会に広がり、

「衣類は直してできるながく愛着する」文化

が、できたらエコにも経済にも良い影響を及ぼし持続可能社会に貢献できるでしょう。

いや、このような大量生産販売廃棄を続けていたら人類そのものが危なくなります。

絶対に「ものや資源を大切にする」文化が必要だと思います。

洋服リフォーム業界はこれからどうなるのか?ではなく絶対に繁栄させて世界人類に貢献できる産業にしていかなければならないと思います。

その為の「リフォーマー講座」です。

宜しく御願い致します。

御自身と社会のためにご一緒にがんばりましょう?

《アカデミー受講生募集中)》

 

 

 

(さらに…)

【洋服リフォーム業界の歴史(後編)】

平成になり、アパレル業界が変貌してきます。既製品の氾濫からさらにカジュアル嗜好が進行し現在超大企業になったユニクロを筆頭にファストファッションという新しい文化が普及してきました。

繁栄全盛期の洋服リフォーム業界はこの一気に押し寄せてきた波に気づかず、対応できず、売上は年々ダウンしていきました。

洋服リフォーム業界の全盛期はなんとたった20~30年位だったと思います。

時代は低価格の衣類を毎年の流行で直すまでもなくたやすく捨てて新しいものを購入してしまう衣類の「使い捨て文化」がはじまりました。 

アパレル業界は安い人件費と地代、税金を求めて海外に進出し大量生産、大量販売(大量廃棄)で大繁栄してきました。

洋服リフォーム業界はもちろん国内で職人を雇い、育成するため、加工料金は安くするのも限界があり、お直し、リフォームして愛着して下さる人が激減してきました。

ちなみにレッツリフォームはこの時代の変化に気づき従来職人の経験と勘で行ってきた「修理」をマニュアル化して低料金化に成功しました。

どんなにカジュアル化、低料金化が進んでも衣類は傷むし、キズや穴やほつれができる!

新しく購入するより安く直せるのなら!と、いう方はたくさんいらっしゃいました。また環境問題やエコ志向も意識が高まり、ものを大切にしよう「もったいない」世界では「MOTTAINAI」なんて日本古来からある文化も見直されつつあります。 

しかし洋服リフォーム業界の職人不足、育成もできずに大半はチェーン店展開できる大企業が主体となり平成の後半には半数以上淘汰されてしまいました。

洋服リフォーム業界に未来はあるのでしょうか?次回、最終章をご覧下さい。

▷▷▷洋服リフォーム業界の未来は?

▷▷▷宜しければこちらのブログもご覧下さい!おもしろいと思いますよ(笑)


【洋服リフォーム業界の歴史(中編)】

昭和後半にはスーツの大量生産販売が全盛期となります。既製品が氾濫して洋服を仕立てる人は激減してしまいました。

洋服仕立業界は岐路に立たされました。

このまま仕立て業でいくのか、廃業して別の職に就くのか、洋服リフォーム業という新しい業にチャレンジするのか!

我が家のケースですが仕立業にこだわる祖父と洋服リフォーム業を行おうとする父との間で諍いが起こりました。

結局、父が反対を押し切り洋服リフォーム専門の店に改装してしまいました。

当時はまだ高飛車だった洋服仕立業界からみたら自分の作った服でなく他人の着た既製品の直しをやらなくてはならないこと、紳士服専門の職人が婦人服の直しなどやらなくてはならないこと、破れた服を直してほしいなどありえないような依頼にもこたえなければならないこと、様々な困難やストレスがあったと思います。我が家はたまたま母が婦人服専門だったので紳士服、婦人服、両方直せる洋服リフォーム店としていきなり大繁盛しました。

時代はこの洋服リフォーム業を待っていたのです。瞬く間に全国各地にお店がたくさんできてきました。

父はというと毎日朝から夜まで針を持って仕事していた頃と全く変わり、職人を雇ってお店を任せ、チェーン展開する事になりました。急に羽振りがよくなり生活も全く変わっていきました。

時代はバブル経済!

洋服リフォーム業も繁盛して職人上がりのにわか経営者がたくさん出てきました。

父は仕事をしなくてもお金が入るようになり、お酒の量が増えてついに体を壊してなくなってしまいました。(詳細省略)

この事を契機に私は希望していた警察官の道をあきらめ家業を継ぐ事になりました。

体育会系大学だったので洋服や洋裁のことを学ぶための学校と経営の事を学ぶための専門学校を急遽二つも行き卒業後、直ぐに会社に入りました。繁盛していたのでいきなり青年実業家気取りでした。

この繁栄が衰えるなどとは夢にも思っていなかったのです。

ところが時代はさらに移り変わる事になるのです。

▷▷▷後編に続きます。

▷▷▷私のちょっと恥ずかしい写真付きのブログも宜しければご覧下さい。