なんとこの特集は 1985年 約 今から40年ほど前の雑誌【ジ.アフタ】とい衣生活情報誌に掲載された内容です

さらに なんと今でも続く テレビ朝日系列のニュースステーションでも当時のキャスター久米宏さんから「すごいタイトルですね」と言われるほど脚光を浴びたそうです

ファッション エコロジー品質(ファッションサステナブル 品質) 三原則を唱えられた 現在テキスタイルケア協会代表理事の住連木政司先生は闘病を克服し 現在も 【パンドラ】 という服飾文化をサポートする 雑誌を発行されています

ファッションの歴史的背景から現在の様々なトラブルやその解説など書かれていて大変勉強になります

多くのアパレル、メンテナンス関係者に読んでいただきたいと思います

ところでファッション ゾンビはなくなったのでしょうか?

40年経ってさらに進化し 増大し しかし 密かにはびこっていることを多くの消費者は知らない

ただ衣類の寿命は短いと思い込み

そして大切に メンテナンスして大事に 長持ちさせようという意識は低くなってしまいました

今こそ、これからこそテキスタイルケア【ファッションサステナブル 品質 三原則】が必要、そしてメンテナンス業界の進化 そして活躍が必要だと思います

▷▷一般社団法人日本テキスタイルケア協会

あまり知られていないと思いますが欧米では 繊維製品の洗浄及び各種ケア産業として【テキスタイルケア】があります。

この産業の提唱者であり 代表理事の住連木先生の講義を改めて受講しました。

繊維や加工の歴史から様々な知識を勉強させていただきました。

住連木先生は同時に今話題のサステナブルファッションについてもう30年以上前から提唱されていました。

▶▶▶ファッションサステナブル品質三原則

これが世の中に普及していたら日本の衣生活、文化はもっとエコロジーで優雅な良識ある文化になっていたと思います。

今の使い捨て文化になってしまったのは間違いなく衣類を守るべく産業の勉強 努力不足だと思います。

知らないからケア、リペア、メンテナンスできない!

なぜやらないか?それは 利益に繋がらないから 儲からないから….

もちろん住連木先生はそのことに心を痛めていたのでテキスタイルケア産業立ち上げのためにご尽力されていました。

しかし 既存の産業、勢力に潰されてしまいました!

その団体はあえて書きませんが

生活衛生産業内でテキスタイルケアサービスまでやっているから必要ない、諸々の問題が生じるから迷惑との見解でした。

私もこの産業にトータルファッション メンテナンスを長年 提案してきていますからよくわかります。

楽して稼げていた時代を知っている人たちは 既得権を失いたくない、新しいものに抵抗を示す、粗探しをして潰そうとする!

どの産業もそうかもしれませんが日本が経済成長し続けられなかった理由の一因ですね。

そこを打破できなかった!

それがテキスタイルケア産業が社会的に確立できなかった理由だと思います。

テキスタイルケア産業を否定した現産業は衰退の一途、斜陽産業になっています。

もはやその産業だけで復活する見込みはないと思います。

テキスタイルケア産業の創設も最早、難しいと思いますが!?

住連木先生のファッション エコロジー、サステナブル ファッション、そして衣類に対する深い知識と想い、志は私だけでなく 多くのクリーニング業界関係者に受け継がれていくと確信しています。

そうならなければ人類は使い捨て文化で必ず滅亡の危機に瀕すると思います。

最後にテキスタイルケア産業の構想図をご覧下さい。

幻のテキスタイルケア産業✨