アパレル業界が一気にサスティナブルファッションを意識しアクションを起こしている!
国(環境省)からはサスティナブルファッション促進策を強化、補助金まで出している!
世界共通の課題!「持続可能社会」「SDG」
どの産業も無視はできない、特にアパレル産業は環境汚染破壊産業第2位(1位は石油化学産業)
ですから世間の風当たりが強くなる前にサスティナブルファッションを推進しようとされているのがよくわかります。
アパレル業界の専門雑誌「消費科学」(社)日本繊維製品消費科学会発行には各メーカーの取り組みが毎月掲載されています。
そしてそのための凄い展示会も行われました。前回、参加しましたがコロナ禍にも関わらずたくさんの出展社、参加者で賑わっていました。
そして今回はレッツにVIP案内状が!!
出展するからです。!
凄すぎる内容でびっくりしました!
正直なところ、こんなに早くアパレル業界が対策に動くとは思ってなかったので焦りました!
メンテナンス業界にはその為の受け入れ、サポート体制ができていないからです。
アパレルメーカーの中には独自でメンテナンス部門を立ち上げたところも出始めました。
アパレル産業が新たなメンテナンス業界を創る可能性大だと思います。
本来のプロの私達は技術レベルをさらに高め、先方様に利益を与えられるストライクゾーンをみつけ、強力にアピールしていかなければならないと思います。
そのための要となる人材が「リフォーマー」です。その一端をレッツリフォームアカデミーでは行い、サポートします!
これからの社会にサスティナブルファッションの流れがきていて、これからさらに加速してくることを認識し、そのビッグウエーブにのっていける準備をしていかなくてはならないと思います。
いよいよ本当のエコロジー&エコノミー社会化が進んですばらしい事だと思います。
そしてメンテナンス産業はこのチャンスを見逃してはならないと思います。
【安い服だから安く直してほしい】
この心理、よくわかります。
このような依頼を何度も受けたことがあります。
依頼される側は悪気はなく普通に思われていることだと思いますが、依頼される側は「赤字でも!安い賃金でも働け!」と、いわれているのとかわりはありません。
安い服(高い服でも)製造は海外の最も安い地代と人件費のところでされています。
▷▷▷映画「トュルーコスト」をご覧になって頂きたいと思います。
日本基準ではブラックなんてものではありません。言葉は悪いですが奴隷状態で過酷な労働をさせています。
映画「野麦峠」富岡製糸工場などご存じですか?
かつての日本もそうだったのですね。しかし、国力がついてくると人件費も上がる。するとアパレル業界は製造工場を移転してしまいます。
近年では中国の人件費が上がってきたのでベトナムに多くのアパレル企業が移転しています。またはインド、バングラデシュ東南アジアの国々です。ベトナムはまだよいと伺いましたが他の国々では酷い労働環境、条件で虐げられています。
そんな事までして製造コストを安くして、安く売っている服を!
働き方改革で益々人件費が高騰している日本で安く直せ、洗え、メンテナンスしろ!とはどれだけ理不尽な事を言われているかおわかりですか?
と、私は答えます。
一般のお客様には「作っているところは海外ですからね、日本で同じように安くはできませんよ~」と、やんわりお答えしています。
国内法ではホワイトでもグローバルにみたらアパレル業界の大半はブラックだと思います。
堂々と日本の基準でできれば日本で製造し、もっと高額で服を売ればよいと思います。(今更、それができないのはわかっています。)
アパレル業界のそれに妥協してお付き合いしていくと会社は必ず潰れます。
だからリフォーム業界は営業、経営力、そしてリペアの技術を高めていく事が生き残りの道です!
だからリフォーマー養成講座をはじめました!
何が理不尽か?どのように対応していくのかが運命の別れ道ですね!
強者は弱者を餌食にして強者になっている!と、書いたら書きすぎかも知れませんがアパレル業界の異常構造が全てを物語っていると思います。
リペア、メンテナンス業界は健全な経営を追求し、適正価格で「愛着、愛用文化」を育成、サポートしていくミッションがあると思います。