帝国データバンクの情報からクリーニング業界の倒産が増え、かつてない危機だと業界新聞に記載がありました。さらに廃業はもの凄い数になっていると思います。
理由は 市場規模の減少、コスト高、さらに間もなく異常に上がっていく人件費に採算の目処がつかずやめられてしまうのだと思います。
これは 洋服リフォーム業界にもあてはまります。とりわけ 人件費に対する負担があまりにも大きい。
衣類の価格がどんどん上がっているならともかくなぜか上がっていない現実があります。
それゆえクリーニング、リフォーム お直し メンテナンス料金もあまり高くすると諦めて新しいものを買ってしまう傾向にあります。
コストが上がっているのですから当然メンテナンス料金も上げたい!
しかし上げたら受注も減ってしまう、そのバランスが生き残りの鍵となると思います。
しかしこれ以上 最低賃金をあげたら人に頼る事業はできなくなってしまうと思います。
案の定、多くの会社は機械化し人を減らしていく方針ですね、多くの人は職を失ってしまうまたは時間制限にかけられてしまうと思います。
無謀な、一律な、最低賃金向上は弱い立場の人にとって危機的な政策でもあると思います。
洋服リフォーム業界では従来の技術では採算が合わなくなってしています。
レッツリフォームアカデミーでは生産性も追求した技術開発に努めています。
これからの技術者、職人が生き残る道は技術力はもちろん生産力も絶対に必要になります。
厳しい時代になりましたがメンテナンスの技術はこれからの社会で 希少価値があり 人類存続のために絶対必要な技術です。
頑張って生産性の向上も意識して努力していきましょう。
やる気出せ!って言われても 自力で出すことは難しい。
出そうと思って気張れば気張るほど心がつらくなってしまうことはありませんか?
私はよく人からいつも高柳さんてやる気に満ちていますね、と言われます。もちろんそんなことはありません。やる気が出ない時もあります。
しかし やる気の出し方 コツを知っているので いつでもやる気を自ら出していくことができます。
今回は改めてそのノウハウをまとめましたので 公開いたします。
その1【目標や夢など 抽象的なものを明確にし視覚化できるようにしておく】
思っているだけでは定まりません。言葉にし紙に数枚書いていつも目にするように あちこちに貼っておくことで生活の方向性がぶれずにはっきりした道を自ら進んでいくことで時間と努力を有効に使うことができます。
その2【脳内ホルモンやる気物質 アセチルコリンを出す方法を知り活用する】
どんなに悩んでも、気張っていても、人から励まされても、感動する映画を見ても アセチルコリンは出てきません。
ところがちょっとした行動で気づいたらいつの間にかやるべきことを達成していたという経験はないですか?
体を動かすことでアセチルコリンが出てきます。するといつのまにかやる気が出てきてストレスなく ミッションを完遂できます。
やる気の出し方はこのことを知り 意図的に活用することです。
具体的に言うとそのミッションの最もハードルを下げたところから気張らずに始める。
仮に健康やダイエットのための運動をしなければいけないなら、やらなければと思う前にとりあえずスポーツウェアに着替える、そして少し体操をしてみる、するとスムーズにカリキュラムに入って行くことができます。
やらなければいけない行動の最もハードルの低いところから体を動かし始めていく。そこに気合いや忍耐は必要ありません。
これを知ってコツをつかんだら、いつでも自主的にやる気を出せるようになります。
貴方の夢や目標はこれで達成されやすくなるでしょう。
リフォーマーを目指す人達にはこの方法を知って、稼げる、成功するリフォームになっていただきたいと思います。
前回はAIによってなくなる仕事について書かせていただきました。
今回は仕事(需要)があっても社会からなくなる仕事について書かせて頂きます。
それは利益を出していけない仕事です。
当たり前ですが会社、お店は維持していけない。
忙しいけど儲かっていない、倒産してしまった、従業員をまともに雇えない会社がたくさんあります。
一例ですが農業は絶対需要があるのに人を雇える余力がない 後継者がいない、忙しいのに廃業していくところが多数出てきていますよね。
日本のアパレル(洋服製造)業も海外との価格競争に敗れ、忙しいけど淘汰の一途ですよね。
このような事例をあげたらきりがありません。
クリーニング業界でも「従業員に給料を払ったら忙しく働いていても自分の給料が取れない」なんて話もよく聞くようになりました。
経営をされたことのない方にとっては社長が一番儲かっている、給料を取っていると思い込んでいますが 実はそうでないことが現実にたくさん起こっています。
実は私も長年 それを体験してきています。まさに経営者の生き地獄です。
その大きな理由の一つは「労働生産性が低い」
ことです。昨今、時間給を上げていかなければいけない社会的風潮ですが会社の利益が上がっていなければ社長の生き地獄が待っています。
労働生産性を上げていくためには2つしか方法がありません。
1つはサービスの料金を上げていく。
2つ目は作業生産性を上げていく。
どちらかではなく両方ともできてこそ、これからの時代に生き残ることができると思います。
一例一般基準ですがパートなら時間給の最低でも2倍以上、社員なら(社会保険、賞与等有)4倍以上の生産性をキープしていかないと経営困難に陥ると思います。
私が最も危惧しているのは時間給の最低基準を国が一律に上げていく方針です。業種も地域も従業員の年齢も能力も一律であるはずがなし、それを一律にしていくのはどういうことか?
高い労働生産力を維持していけない人は 雇えない!つまり弱者がふるい落とされる、生きていけなくなる社会風潮が加速します。
それでもよいのか?と、反対していても仕方ないので生き残っていく策を編み出していかなければいけないと思います。
上記の2つの要因を改善していくことです。
リフォーマーにはAIがどんなに普及しても社会的絶体需要、潜在需要があります。
しかし給与を上げていけない理由は 労働生産性の低さです、そしてサービス料金の低さです。
レッツリフォームアカデミーはここを改善していくためのノウハウです!
業界関係者様にはこの技術、ノウハウを取り入れて
「ビンボー暇なし」から脱却し「豊かな経営、生活」そして幸せな人生にして頂くサポートをしていきます。
以下は寸法直し&ハイリペアコースに投稿した秘密の動画です、今回この趣旨を理解して頂くために一例として特別に公開致します。ご覧下さい。
【自分の仕事がなくなるはずがない、自分は淘汰されるはずがない!】
業界の繁盛期を体験した人は無意識に思ってしまいます。
私が体験してきた業界の事を説明させて頂きます。
先ずは繊維産業、私の子供の頃は家の近くにも小さな個人織物工場がいくつもあり、毎朝から夜までその機械のカシャカシャなる音が聞こえてきました。
繊維産業全盛期は国内で織物をほぼ100%作っていたそうです。ところがその産業が中国に移行して小さな織物工場はどんどん消えていきました。
私の祖父は紳士服の仕立業でした、父も家業を継ぎました。昭和初期から中期が全盛期でした。今までスーツを着たことがなかった人達が皆こぞってスーツを新調しはじめたからです。ところが後期になると紳士服の大量生産低価格販売が始まりあっという間に衰退してきました。
危機感を感じた父は紳士服の仕立業から洋服の直し業に切り替えました。母が婦人服の仕立ができたから直ぐに大繁盛しました。全国的に同じ流れが起きていました。ところがファストファッションとよばれるカジュアル、リーズナブルな衣類が普及されはじめました。徐々に洋服の寸法直しが減ってきました。
その頃、父が若くして亡くなり私が家業を継ぐことになりました。その時はまだ凄く繁盛していてこの業界が衰退するなんて夢にも思いませんでした。
ところが私が継いで2〜3年で全盛期の売上の半分近くまで売上が下がってきていたのです。それでもまだ忙しかったから(人手を減らしていったから)淘汰なんて言葉すら浮かびませんでした。
繊維産業も仕立産業も99%以上淘汰されていたのに洋服の直しは大丈夫だと思っていたのです。
ところがどんどん売上は減るばかりでお金のやり繰りも厳しくなってきました。
なぜこんなにがんばっているのに、こんなにすばらしい技術、サービスを提供しているのに売上は下がっていくばかりなのか?
結局、この洋服直し業もたった40年くらいで80%以上は淘汰されていきました。
私がかろうじて生き残れたのは、洋服直しは寸法直しがメインでしたが衣類の修理に着目してその技術を試行錯誤で開発し低料金イージーリペアサービスを提供する事ができたからです。
ところがさらに淘汰の波が押し寄せてきました!
私は窮地に立たされましたが関連する靴、鞄の修理に目をつけ勉強し、新たにリーズナブルなリペア、メンテナンスの手法を開発しなんとか会社を立て直し生き残る事ができました!
いや、今のところできている!と、いうのが正しい表現だと思います。
全ての業界は時代の移り変わりでいつか必ず淘汰される!人も淘汰される!
私が今、大きく関わっているクリーニング業界は淘汰の真っ只中です。しかし、まだ新しいアクションを起こせていない人達がほとんどです。
私はこの理由を肌で感じてわかっています。(この理由については次回のブログで書きます。大変書きにくい事もありますが)
衣類のリペア、靴カバンのリペア、メンテナンスはこれから繁盛期を迎えます!
いや、そのようにしていくためレッツリフォームアカデミーはそこで活躍できるリフォーマーを育成していきます。
人材がいなければ繁栄する業界はできませんから!
クリーニング業界が生き残る方法は簡単です。トータルファッションメンテナンスを目指せばよいです。
しかし、簡単だけどそんなに簡単ではない理由を次回、辛辣に書かせ頂きます。
先日、私のオンラインセミナーでこう語って下さった方がいました!
「生き残る者は力が強いとか頭が良いとかではない、変化を感じ変化に対応していくことだ!(ダーウィンの進化論)」
そのとおりだな〜