「業界新聞で連載をはじめて25年経ちました!その2「業界の変貌」
2019年11月02日
レッツリフォームアカデミーリフォーマー養成講座、代表の高柳光生はクリーニング業界新聞に25年以上連載をしています。(クリーニング業界には数社、業界新聞があります)
前回はどうしてこれ程、長く続けてこられたのか!「通信革命」があったからそしてその通信革命のおかげで技術指導(リフォーマー通信講座)がしやすくなった事を書かせて頂きました。
今回は【業界の変貌】です!やるべき理由があるのです!
先ずは衣類の製造業「アパレル業界」は近年のカジュアル、低価格路線のファストファッションが台頭し大手しか残れない業界になっています。しかも、急速に減退している!
語り尽くす事はもちろんできませんがファッションを創り出して消費を促す方法が威力を失いつつあると思います。
今後どおなるのでしょうか?
そして我々のリフォーム業界は主に既製品の寸法直しをメインにしてきました。しかし既製品が売れなくなっている、アパレル業界の衰退と共にリフォーム業界も著しく衰退しています。
しかし、服が売れなくなっているということは服を長く着る人が増えているということです。流行を気にせず自分が気に入ったものだから、大事に着たい、エコを意識する人も増えてきています。または懐事情も多分にあると思います。やはり、エコノミー思考が最も大きな理由だと思います。
例えばスーツ!先に傷むのはパンツ、ズボン、スカート、下です。上着はなんともないのに下だけ直せばまたスーツで着られる。
では上着がほつれた、穴があいた、ファスナーが壊れた、ボタンがとれたなどなど、壊れてくるのは一部です。
そこだけ直せば「また着られる!」
愛着するということは、長く着るということ。そこに必要になるサービスは寸法直しではなく《修理》《お直し》《リペア》《補修》です。(便宜上、以下リペアに統一します)
これからの時代、リペアサービスが必要になります。
しかし、寸法直しにはキチッとしたマニュアルがあるのにリペアにはありません。だからレッツリフォームアカデミーリフォーマー養成講座を立ち上げました。リペアは様々な例が多すぎて継続的な指導が必要になります。これが前回、通信革命で可能になった説明をしました。
ではそれを受注する窓口は?
アパレルショップ、リフォームショップ、クリーニングショップ(他にもネットなど)主にこの3つですが結論からいいますとクリーニングショップが最もリペアは提案しやすく、受注しやすいです!
理由は着用している服が最も集まりやすい、受注の際には必ず検品している!
「ほつれや穴やキズがありますがよいですか?ご確認下さい!」を
「ほつれや穴やキズがありますがお直しはいかがですか?」にすればよいからです。
お客様もまた着たいと思われているのですから提案は当たり前のことかも知れません。
衣類の事を大切に思えば必要なサービスになるはずです。
しかしリペアの技術がない!だからリスク回避の検品しかできない。
リペアの技術があればそしてナイスな低価格でサービスを提供できればお客様は「また愛着できる」
クリーニング業界はそんな面倒くさい事しなくても儲かっていた、今でもやらなくてもやっていける業者さんも少なからずいらっしゃいます。
しかしこの先は?
「洗うだけでお返しするサービス」
「また着られる状態でお返しするサービス」=トータルメンテナンス
どちらにされるかの選択になると思います。
クリーニング業界の需要も激減しています。これからもさらに激減する予想がされています。
私は業界生き残りのために、エコロジーのために、いや!
お気に入りの服をまた着たいと思われているお客様のためにリペアのサービスを本気で取り入れてもらいたいと思います。
その為のサポートは整いました!
レッツリフォームアカデミーリフォーマー養成講座受講生募集中!
次回は何故、絶対にこのリペアサービスが必要か書かせて頂きます。