なぜ淘汰されるのか?どおしたら淘汰されないのか?
2020年12月30日
【まさか自分が淘汰されるはずがない!】
誰もが思っていると思います。
私も思っていました。▶▶▶前回のブログで書きましたように首の皮一枚で助かった私にはまた淘汰されるのではないか?
と、いう危機感がいつもあります。
そして淘汰されない方法を知っています。またその障害になる理由も!
私の父が洋服の仕立業から洋服直し業に転業した時、仕立業の仲間だった人達からかなり批判されてました。出入りしていた業者にもやめた方がよいと説得されていました。
しかし、父が踏切れたのは他県の知人の成功例を見てきていたからです。
おそらくその知人やそのグループに出会わなければ仕立業に留まって淘汰されていたでしょう。
私も低料金イージーリペアサービスを始めた時、同業者(洋服直し業者)からせっかくの技術を安くするな、楽な道に進むな!などなどのお説教を先輩方から言われました。
その後、靴やカバンのメンテナンスをマニュアル化しクリーニング業界に提案した時はそのノウハウのダメ出し、批判も散々されました。
新しい事をやると必ず周りからの抵抗をうけますよね。
でも淘汰される原因は
【時代のニーズに合わないサービスになってきたから】
ですよね!だから合わせていくサービスにしなければならない!
当たり前ですね!
ところがその当たり前ができない理由が2つあると思います。
1つ目は
【売りたいものを売ろうとしている!正しいものを売ろうとしている】
誰もが苦労して培った技術、高額で購入した機材を使ったサービスを売りたいに決まってます。
また正しいサービスを提案し支持されたいと思うに決まっています。
この2つの想いは固定概念化していて崩せるものではありません。
逆から見なければ!
お客様から見たらいらないサービスを提案されてきたらそのお店をスルーしたくなってしまいます。
また正論を押し付けしてきたらその人を嫌いになってしまうことさえありますよね。
全てはお客様のためではなく、自分のためとお客様に思われてしまうからだと思います。
2つ目は
【他の池に行かせたくない人が周りにいる】
今までこの池で魚が釣れていました。その魚釣りの竿やエサなどを売っている人、また仲間達は他の池に行く事を勧めません。「ここでがんばっていればまた釣れるようになるよ!他の池にいって釣れなかったらどうするんだ、ここでがんばろう!」
その人の事を本当に思って言ってくれているのか、自分の利権のために言ってくれているのか?わかりませんが…… 未知の世界は不安ですよね、だから周りの人達の意見を聞いてしまいます。この見えないバリアは実はかなり強力でそこから飛び出す事はなかなかできません!
淘汰される根本原因はこの2つだと思います。
だから常に正しい判断ができるように情報収集を怠らず、またお付き合いする仲間も選択していかなければならないと思います。
業界が淘汰される時、生き残る事ができる人は1割未満と言われています。
お客様のニーズに合わせ業態を進化、変化させる事ができる人しか生き残る事ができないということだと思います。
来年度からは私もいつ淘汰されるかわからない時代になると思います。
お互い、社会やお客様のニーズをよく見て、そのニーズにお応えできるサービスを提供していきましょう。