閉鎖的な業界!体験談を頂きました!

職人の世界は閉鎖的な業界!

体験談を頂きましたのでご本人の許可を頂き掲載させて頂きます。

最後に私も体験してきた職人の業界をまとめで書かせて頂きます。

はじめまして?‍♀️
17年前に服飾専門学校を卒業しておりますが、それを活かすことが出来ずに現在に至ります。卒業してすぐに就職した縫製工場をお恥ずかしい事に3ヶ月で辞めてしまいました。
休日に会社の友達とデパートに遊びに行った時、その中の店舗にソーイングのアトリエをたまたま見かけ、当時そういう働き方にとても憧れていた私は、若気の至りと言いますか、お店の責任者の方らしき人がいらっしゃったので、勢いで「どうやったら、このような所で働けますか!?」と質問した事がありました。
すると、あからさまに爪先から頭のてっぺんまでを舐めるように冷たい眼差しで見られ「専門学校を卒業した様な子はまず無理ね!!」とピシャリと言われてしまいました。「ここにいる子達はみんな、縫い物が好きで好きでたまらなくて、やっている子たちばかりなの!」と…。
奥で働いている女の子達を見ると、自分と同い年位のみんな素朴そうな子たちばかりでした。
私は、言われた事に物凄いショックを受けてしまいました。好きで好きで…とまでは行かないかもしれないけれど、私だって縫い物が好きだったから専門学校に通う事を決め、卒業しました。でも、あの子達といったい何が違うの…?今までやって来たことは、無駄だったって事?
デパートから会社の寮までの帰り道、友達とうつ向いて会話無く帰ってきました。ただ、話したことは「私、この会社、辞める!!」でした。かなり思い詰めていました。
そして、翌日、工場長に辞めたい旨の手紙を書き、退職してしまった、、、という経緯があります。
あなたバカなの?と思われるかもしれませんが、本当の話です。
お恥ずかしいです?

色々なことを中途半端にしてしまい、結果、自信が持てないままズルズル…と。

今まで全く関係ない職種で働いておりましたが、やっぱりいつか縫い物の仕事に携わりたいという思いは常に持っておりました。
でも、薄々感じておりましたが、簡単な服が作れても、ちょっとくらいミシンが踏めても、食べていけないんだ…と。私みたいに中途半端だと余計に。

それで少し前から、じゃあ、私がやれる事でお客さんに喜んで貰える仕事って何だろう…とネットで色々調べたりしていたら『洋服のリフォーム』というものがよく目に止まりました。
今までも、簡単な裾あげ等は頼まれて、やった事は何度かありますが、洋裁でも知らないことだらけなのに、服のリフォームって本当に知らない事だらけで、どうやって習得するの?からスタートでした。教えて頂ける場所もなかなかなさそうでしたし…?
そこでたどり着いたのが、高柳先生の通信講座でした。
『えーー!!通信で教えて頂けるんだ!!』と嬉しくなりました。
分からない所はFBで何度でも質問が出来るという事で、迷わず申し込みさせて頂きました。
長々とすみません…?
こんな私ですが、先生の技術を少しでも多く習得出来るよう、頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。?‍♀️

この体験談を頂き本当にこの方の体験に胸が苦しくなり、でもあきらめずこのレッツリフォーマー養成講座をみつけて受講して下さり嬉しかったです。

この体験談の光景は私は目に浮かびます。なぜなら私もいろいろな技術を求めて数名の職人さんに会いに行っているからです。

ほとんどの職人さんは技術を教えようなんて思わない!

当たり前ですよね、ライバルが増え、自分の仕事、もしかしたらポジションが危うくなるから。

やる気のある人、できそうな人ほど警戒するでしょう。大人しく絶対自分の前に出ようとしない人を手懐け自分の手足にしたがる。

必ず高いハードルを提示して諦めさせるか、観念させ従順者にしたがるのです。

だからこの方はこの店長に警戒されてしまったのでしょう。

このような職人の業界は必ず淘汰される!

経営者と職人は分離されていなくてはならない。仮に一人経営者件職人なら人を診る時は経営者でなければならない。

経営者なら自分を超えていけそうな人ほど大歓迎でしょう。

だから採用窓口は絶対に職人がいてはならないのです。社長(経営者)が担当しなければならないのです。

それをほとんどの初めて現場を訪れる人はその現場に働く職人さんに聞いてしまうのです。だからこのような悲劇が起こります。

今回の悲劇を乗り越え、このアカデミーに参加して下さったこの方には、この店長を超えるリフォーマーになって成功して頂きたいと思います。

職人の業界は必ず淘汰される!

経営者と職人は全く違うのです。

一人で二役をこなせる人は稀です。物凄い勉強家かつ努力家でなければできないと思います。

できていると思いこんでいる人がほとんどです。私もその一人です。

必ずいつか淘汰される!

でもやり甲斐のある好きな仕事をしっかりやれてそれなりに豊かな生活を送れて退職するのも幸せだと思います。(それさえ難しい時代になってきていますから)

レッツは退職するまでにより多くの主催者の私を超えて成功するリフォーマーを育成する事がミッションだと思っております。

Sさん、体験談、ありがとうございました。

これからご一緒にがんばりましょう。

リフォーマーを目指す皆さん、ご一緒にがんばりましょう!