試験はなぜあるか?
2021年10月02日
レッツアカデミーでは両方のコースとも最終試験があります。
合格ラインの方には認定証とプレゼント?があります。
強制ではなく任意です。
私はこの採点をさせて頂く時が人生で最も至福の一時なんです。
解答用紙や実技を拝見しながらその方がどのような気持ちで受講してくれたかわかります。がんばってくれたな〜と思うものには感謝と感動します。
しかし、手抜きだな〜と思うものには私がヤル気を出させてあげられなかったという反省の気持ちとこの方はこの仕事が好きではないな、やらされた感があるな〜などわかります。
それってけして悪いことではなく、やってみてはじめて自分がその仕事にむいているか否かがわかることってあると思います。そして自分がむいているか、いないかのバロメーターになります。
筆記ではひっかけ問題もあるので満点はほとんどでませんが、その方の受講意識と理解能力がはっきりわかります。
技術試験は衣類のリペアでは基礎的な手縫い、そして接着技術が主ですが簡単そうですが、これが最も基本であり、土台であり、実は意外と難しいのです。30種くらいの技術を拝見させて頂き、はっきりわかることがあります。
【技術力】知識の理解度、活用力、好き嫌い、器用さ、ヤル気、性格、そして将来性です。
靴鞄では実際に行ったビィフォーアフターの写真をネット上にたくさん投稿して頂きます。
もちろん先程説明した技術力はわかりますが、それをネット上に投稿する時、魅せ方のセンス、先方への配慮(伝え方)、ネットの理解度がわかります。
技術者といえどネット活用できない方は成功が難しい社会になってしまいました。
だからそれを意識させ、ネット投稿力を育成させるための試験でもあります。
中には試験提出されない方もいらっしゃいます。任意ですからオッケーなんですが、私がその方の事がわからず、試験後のカウンセリングやアドバイスができないのです。
成功してるから必要ないと思われているならもちろんけっこう!素晴らしいです。
しかし、成功してなくて自分で何をどうすればよいかわからず時間だけダラダラ過ごしてしまっては大変もったいない事だと思います。
試験、認定証、カウンセリングも有料ではなく受講費に含まれてますから活用して頂きたいと思います。
講師の私は多くの職人さんたちを採用して仕事をしてきましたから、わかります。
最後にこのような美しい手縫いを見ると、本当に感動します。
また素人だった方がたった56日でブランドバックまでキレイにメンテナンスされているのを見ると本当に感動します。
そしてその方がこれから活躍して多くの衣類や靴鞄を助け、お客様を喜ばせていく未来をイメージできてワクワクします。
【至福の一時】を本当にありがとうございます。
リフォーマーになられた方々の成功をずっとサポートさせて頂き、
リフォーマーが活躍できる社会になる事を祈っています。
そんな社会に必ずなります。
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試験まだの受講生の皆様は試験がんばってくださいね〜?