家庭洗濯のウソ!
2022年10月07日
最近、「ほとんどの衣類は家庭で洗える!」と、いうキャッチでそのための本!からの〜洗剤販売が主流になってきています。
レッツリフォームは靴カバンを洗っている関係でクリーニング業界の洗い方、そして家庭洗濯の本も勉強のためによく読んでいます。
けしてクリーニング業界の肩を持つわけではありませんが、
家庭洗濯のデメリットを書かせて頂きます。
セーターを洗ったら縮んてしまった!
漂白剤を使ったら黄ばみができた!
シルクのシャツを洗ったら色があせてしまった!
スーツを水洗いだけで洗っている!
洗うたびに毛玉が増えていく!
シミをとろうとしたら逆に広がってしまった!
昨年綿のシャツを洗ったはずなのに着ようとしたら襟や脇が黄ばんでいた!
カバンを洗ったら色が出て大変な事になった!
などなどきりがありません!
家庭洗濯の失敗、事故は物凄く多いです。
理由は「勉強していないから」ですよね。
様々な素材、造りからできている衣類を洗濯機または我流手洗いで洗うリスクを知らないからです。
さらに!!
気づいていない人が多いけど時間ロスがとんでもない!
一例ですがシャツを洗濯機で洗って乾かして、シワになったからアイロン掛けをするって個人差あると思いますが30分以上かかると思います。洗濯機はよいとして、
問題は仕上げ!
アイロン掛けは大変な作業ではありませんか?
スーツも家庭で洗ったあとのあのヨレヨレ感、そのようなカジュアルなスーツならよいですが、やはりビジネスではシワなくパリッとしたワイシャツ、スーツが引き立ちます。
(ちなみにスーツはなるべくクリーニングに出さない方がよいというテーラーの教えも間違いなので次回書かせて頂きます。)
費用対効果!考えたらワイシャツ300円位ならクリーニングに出したほうが絶対にお得だと思います。
家庭経済事情で毎日は厳しいという方ならその頻度を下げればよいでしょう。
せめてしまう時はクリーニングに出して最もきれいな状態でしまわれる事をお勧めします。
最近、「着る前洗い」といって汚れたまま一年くらい放置して着るときにクリーニングに出す人が多くなっているようですが、汚れたままで一年くらい放置するリスクはあまりにも高すぎる!
一例ですが夏のサンダル、冬のブーツを洗わずにしまったら、劣化は一気に進むし、最悪なケースはカビの温床となります。
実は衣類も同じです!
当然、汚れもシミも落ちにくくなる?黄ばみもできやすくなる?虫に食われやすくなる?雑菌繁殖して臭いも出てきてとれにくくなる?素材の劣化も加速してしまう?などなど
だから〜
絶対にきれいな状態で保管することが衣類を長持ちさせる基本中の絶対条件だと思います。
しかし、洗濯機でリスクなし手間なしで洗えるものはやはり家庭洗濯、時間あるから勉強して手洗いを学んで自分で洗いたい方は家庭洗濯、コインランドリーで乾燥までノーリスクでできるものは楽ですね~
しかし、リスクありそうな衣類、時間がない方はプロのクリーニング屋さんに依頼するのがよいと思います。
さらに付け加えると同じクリーニング屋さんでも最新の勉強をしている方とそうでない方の差は激しくあります。
その見分け方を2つだけ教えます!
ワイシャツ出して半年後、襟が黄ばんでいたらそのクリーニング屋さんはアウトです。(濯ぎ不足)
スーツ出したら嫌な臭いがしたらアウトです。(ドライクリーニングの溶剤の管理不足)
しかし、店主が良い人だったらぜひそれを指摘してあげて下さい。
機械といえど人が操作しています。うっかりミスは誰でもありますから!
しかし、注意しても改善してくれなかったら、仕方ないですね~
私はクリーニング業界と関わりが深いから、お世辞で言うわけではありませんが、クリーニング業界は真面目で良い人が多いです。
でないと地域密着商売だからやっていけませんよね!
しかし、常に勉強して衣類をまた着てもらいたい、愛している人は1〜2割くらいかな?
暴露してしまった?
さらに〜
また着ていただくための衣類のお直しサービス、
家庭で本当に困っている靴やカバンのクリーニング
までできたら本当にありがたいクリーニング屋さんですよね~✨
衣類を大切に長持ちさせたいと思われている方、ご参考にしてください。