クリーニング業界の組合について業界新聞の連載で書きました

【組合の重要性を知るべき!】

サステナブル社会に欠かせない業界

今回はクリーニング業界があまりにも組合を軽視しているので書かせていただきます

もし組合がなかったら、クリーニング業界はとっくに一部大手の寡占の業界になっていたと思います。これは組合をなくしたすべての業界で起こる現象です

中小個人事業者において、組織力は当然重要です。展示会開催が分かりやすい事例ですね全国展示会、そして先日の兵庫県組合が開催した展示会に参加させていただきましたが、多くの情報を得ることができるだけでなく、メーカー、商社、同業者との交流、そしてビジネスチャンスを掴み、知識や意識を向上する機会を無料で提供してくれます

また、各種講習会もわずかな費用で参加することができます。ちなみに昨年レッツは講習会を5回行いましたが、全て組合主催でした(組合がなかったら0回でした)

その時の参加者に「業界の皆で頑張ろう!」というメッセージを発信していただくため、動画にしました「元気が出た!」「感動して泣けてきた!」というご意見をたくさんいただきました。

この動画は以下にリンクを貼っておきますので、是非ご覧ください

同業仲間がいる、そして頑張っていることを知るだけでも実はとてもモチベーションアップになっていることを自覚すべきです。何より組合のすごい価値を業界はもっと認識し、そしてフル活用すべきだと思います。

私が元いた洋服の仕立て業界、そして、洋服のお直しの業界は組合が消えた。途端業界自体が滅んでいきましたこのままでは、この業界も必ず同じ道をたどります。行政に働きかけることができるのは組合だけです。組合が力を持って、サステナブル社会にクリーニング協会が果たせる役割をもっと社会にアピールできるように政治力も強化していくべきだと思います。クリーニング業界は本当に健全かつ。これからのサステナブル社会に欠かせない業界ですから、もっと胸を張って自信を持って活躍していくべきだと思います

業界の高齢化後継者不足は本当に深刻です。5年先10年先には業界人が半分以下になっているしまうのではないかと言われていますその対策を打っていけるのも組合だけです。組合をもっと重視してけして諦めてはいけないと切に願います